5月の御料理について

2024/04/19

5月のお献立例

・みずき13,200円(税込)

『特別な日に、特別なひとときをお届けいたします』

 

・さつき11,000円(税込)

『贅沢に季節の恵みを生かし、記憶に残るひとときをお届けいたします』

 

・ぼたん8,800円(税込)

『季節の味わいを感じる、特別なひとときに』

桜が散っていよいよ新緑のまぶしい季節となりました。

若葉を渡る風が、さわやかな季節を運んでくれるような気がいたします。

この青葉の美しい初夏の風情を表現したお料理を皆様にご提供いたします。

 

まずは先付、山芋をとろろにして雲丹と合わせて寒天で固め、御室豆腐としました。

御室豆腐の“御室”とは、京都の御室のことです。私が子供のころ御室の山で取れた山芋の味が忘れられないほど美味しく、その思い出を表現しております。

椀物には吉野葛で打った若狭のぐじ(甘鯛)を。

京都西山の物集女産の朝堀の筍と若布で真蒸を作りました。新緑の季節を代表する菖蒲は人参で表現しております。

向付の天然鯛は、その日に明石または愛媛で獲れた鯛を市場で仕入れております。

口の中に入れると上品な旨味が広がります

八寸の俊子魚焼目寿司は、ほどよく脂の乗った俊子魚とさっぱりした酢飯を一口に切り出し、少し炙ったお寿司です。

タラの芽遠山揚げは、山菜の王様のタラの芽に霰をまぶして揚げ、山のように見立てました。

焼肴とは本来は京料理の魚と野菜が中心ですが、献立の中盤ではお肉も出したいと考え、京地鶏の山椒焼をご用意いたしました。

またこの時期は葉寺神生姜が旬でございますので、お口直しにどうぞ。

多喜合わせ(炊き合わせ)。

新牛蒡と三河産の鰻を合わせ、さらに玉子で合わせた柳川寄せを作りました。お出汁と醤油とみりんであっさりと炊き上げ、炊いた煮汁を共地餡に。

鴨茄子、小芋、すなっぷ豌豆豆は別々に炊き上げ、それらを多喜合わせました。

留肴は初鰹の叩き。春大根のおろしに自家製ぽん酢を合わせ、茗荷や青紫蘇などの初夏が旬の野菜をふんだんに使いました。

初夏の鰹のさっぱりとした旨味は、秋の戻り鰹とはまた違った美味しさがあります。

 

旬の味に舌鼓を打ちつつ、皆様の特別なひとときをぜひ一の谷で存分にお楽しみください。

 

先附 雲丹御室豆腐 生雲丹青海苔 美味出汁 振り柚子


椀物  甘鯛葛打 若竹真蒸 菖蒲人参 うるい 吸い口(柚子)


向附  天然鯛 縞鯵 皐月鱒 赤貝


八寸  俊子魚焼目寿司 小鮎甘露煮 海老艶煮 タラの芽遠山揚 蛤煮凝り

蓬麩和蘭陀 桜桃百合根 南瓜松風 独鈷唐墨眩し 筍木ノ芽和え


焼肴  京地鶏山椒焼 葉寺神生姜 蕗胡麻和え


多喜合わせ  鰻柳川寄せ

小芋 鴨茄子 すなっぷえんどう つつじ麩 木ノ芽共地餡


油肴  穴子天婦羅 牛蒡枝豆のかき揚げ 檸檬 抹茶塩


留肴  初鰹叩き 染め卸茗荷 刻青紫蘇 奴葱 生姜 貝割れ菜


御飯  桜海老と碓井豌豆豆の御飯


香物  二種


留椀  名古屋八丁仕立


水物  西瓜


甘味  抹茶ぷりん

・あやめ6,600円(税込)

『季節を愉しむ、一の谷スタンダート』

 

1か月の中でも旬の食材は移り変わります。

上記献立は一例ですご理解ください。

割烹 一の谷

料理長 中川一朗

 

 

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