赤ちゃんの生後100日が過ぎたころに
一生食べ物に困らないようにと願いを込めて行う
”お食い初め”
お食い初めは、平安時代から行われており、
同時に歯固めの儀式も行います。
男の子は朱塗りの漆器、
女の子は外側が黒、内側が朱色の漆器が正式な膳のスタイルです。
お食い初めの時に行われる”歯固め”
赤ちゃんに石のように丈夫な歯が生えるように、と
そして長生きができるようにという意味を込めて、
歯固めの石を使って行います。
実際に噛んだり、舐めたりするのではなく、
歯固めの石に触れたお箸を、
赤ちゃんの歯茎に「ちょんちょん」とあててあげればOK。
お食い初めの料理
お食い初めに準備する食材などには、これまた意味があります。
基本的に、一汁三菜の祝い膳。
生きていく上で必要な
「穀物」「海の物」「山の物」「飲み物」「塩」
のパワーを授けます。
お食い初めは、
ご飯 → 汁 → ご飯 → 魚・煮物 →ご飯
これを繰り返してあげます。
なんだかおまじないみたいですね。
赤ちゃんは実際に食べるのではなく
あくまでも食べる真似をするだけです
この儀式、赤ちゃんには食べさせず、
あくまでも食べる真似をするだけなんですね~。
赤飯、お吸い物、煮物、香の物、そして鯛が基本的な食材。
赤は魔除けや厄除けの力があるといわれていますので、
厄を払い、赤ちゃんが元気に成長するようにという意味があります。
すくすく育ちますようにと願いを込めて
天然鯛は、尾頭付きを用意します。
昔からの縁起物代表!の”鯛”と赤飯と並べることで、
紅白の意味も含んでいるんだとか。
そして、大阪は定番のタコ
由来は、 『食べるのに、困らない』の
頭文字『た』と『こ』をとった
まさかのDAIGOのような意味や、笑
『多幸』といった当て字
もしくは、タコのように八方に向かっていく力や、
タコの吸盤のように綺麗に歯並びできますようにと
様々な由来があるので、 とにかくタコも縁起物なんですね~
お食い初め膳の宅配♪
最近では、楽天さんやAmazonさんでも簡単に
お食い初め用のセットが販売されています。
ただ、郵送で冷凍やチルドで送ってくるので、
思ったような見た目にならないことも多くあります。
せっかくのお祝い、
イメージと違ったら少しがっかりしますよね。
お取り寄せやケータリング、
一の谷のようにお食い初め用の仕出しを行っているところもあるので、
チェックしてみてくださいね!
ミルクだけを飲んでいた赤ちゃんが、
離乳期に入っていく大切な大切な時期で、
一生に1度の行事です。
ご家族にとってもなんとも微笑ましいひとときだと思います。
お食い初めには、
食べさせる順番など、
儀式として少しの決まりごとがありますので、
決まり事を守りつつ
みんなの願いを込めて行ってあげてくださいね!
一の谷の
お食い初め膳” 1500円
焼鯛 5000円
お子様のすこやかな成長をお祈りし、祝福をお届けさせていただきます!